「盛り塩」って聞いたことがありますか?私が若かった頃、ある高級クラブに連れて行って貰った時に見ました。今は玄関やマンションに置かれています。置く意味はあるのでしょうか?また、効果のある置き方や場所は中か外、数はいくつがいいのかを、考えてみたいと思います。
実際、私もある方に聞いて、玄関に盛り塩を置いています。「人が集まってくる」と言われていました。またどんな塩がいいのか?皿は白い器がいいのか?処分するのはいつがいいのか?などもう少し「盛り塩」について詳しくご紹介します。
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盛り塩とは?
日本でも古くから「魔除け」「厄除け」の風習として現在でも行われています。そもそも中国の故事から来ています。秦の始皇帝や晋の時代の皇帝の行動にありました。当時の皇帝には多くの妻がおり、毎夜牛車でどの女性を選ぶかが悩みでした。
牛車が止まった場所に決めていたため、牛の好きな塩を家の前に置いて、その結果牛が塩をなめ続け、その女性が皇帝の寵愛を独り占めしたことが始まりです。チャンスを与える、福を与えるということでスタートしています。
玄関やマンションに置く意味は?
縁起がよく邪気を払うということで、人の出入りの多い玄関やマンションの扉入口近くに置くのがいいです。外からの邪気を入り口で払うことができ、よい気を家の中にとどめることができます。
またお塩には、穢れを祓う効果があります。例えばお葬式やお通夜に参列した時に、家に入る前に玄関でお塩をかけてもらう経験をしたことがあると思います。災いや穢れを寄せ付けないといった意味もあります。
風水的にも盛り塩は、浄化するパワーがあると言われていますので、運気アップに今、人気になっています。
置き方や場所は?
一般的に玄関の中、外どちらでも構いません。玄関の中とは、扉を開けて靴をぬぐ扉の前のことです。外とは、アプローチとかポーチのことになります。マンションになると扉の前になりますが、門構えのあるマンションでは、扉の前が中、門構えのある前が外になります。
盛り塩を置くよい場所は、方位、方角として家の中心から見て東西南北の4方向と表鬼門、裏鬼門が基本になります。表鬼門は北北東のあたり、裏鬼門は南南西あたりです。
しかし、正確な把握をするとなると、敷居が高いので、そこまで拘ることはありません。
盛り塩について、他の記事も参考にしてください。
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数はいくつ?
左右一対がベストになりますが、どうしても1つしかできない場合は、それでも構わないです。玄関の中で置く場合でも、扉の邪魔になるようなら、1つにしてもいいようです。
無理に2つおいて引っ掛かり、ひっくり返すのはよくないので、できる範囲で置くようにしてください。また、置く場所はいつでもきれいに清掃することが大事です。
塩の種類とお皿は白?
使う塩は一般的に粗塩で、自然塩、天然塩と呼ばれる海水のミネラルを残したままにする塩で無添加がよいとされています。
もしなければ、食卓塩でもいいのですが、この場合は、少し霧吹きで湿らせる様にすると形が作りやすくなります。
お皿は白い器が基本で、直径5センチぐらいです。やはり神様にお供えをするものだから、運勢的なクセがない白がおすすめです。
まとめ
最近また、盛り塩器を購入しました。最初使っていたのは、かなり小さく(高さ5センチ)うまく型ができません。途中で崩れてしまったり、なかなか外れなかったりとお塩で三角錐を作るのは大変でした。
縁起の良い三角錐は、風水でも良縁を引き寄せる力があると言われています。科学的にも維持がしやすいです。粗塩を少し入れて押し込みますが、その力加減が難しかったです。お塩を半紙に包んでゴミの日に出す時に、誤って盛り塩器も一緒に出したようです。
今度は少し大きな(高さ7.5センチ)盛り塩器を購入しました。とっても簡単にきれいな三角錐が作れます。処分するのも月2回ぐらいで、1日と15日に変えるといった方法もありますが、私はゴミと一緒に出しています。半紙できれいに包んで「ありがとうございました」と言っています。
お塩もできたら、粗塩を選んでおくと間違いはありません。というのは、粗塩には、パワーが宿りやすく、邪気を払う効果もあります。ちょっとよいお塩を使って、よい気を呼び込めるのではないでしょうか?
人が集まってよい気があふれている、家になることを願っています。
さぁ、あなたも盛り塩を置いてみませんか?運気アップになることを願っています。